クラシカルな表情を持つ
千鳥格子模様を組み合わせた
ウール素材の人気モデル「J35」
イタリアのファッショングループ「スローウェア」でボトムス部門を担当する、1951年創業の老舗ブランド〈インコテックス〉。「美脚シルエット」にこだわり、履いたときに足を視覚的に長く見せつつも窮屈さを感じさせないパターンを得意とし、BEYESでも高い人気を誇っています。インポートものではどうしても腰からヒップまわりに「寄り皺」と呼ばれるタックが入ってしまう日本人体型でも、同社製スラックスならすっきりとした腰回りとなるのもポイントの1つ。膝から下へストンと落ちる美脚ラインとすっきりともたつかない腰回りの裁断・縫製技術こそ、〈インコテックス〉の大きな魅力。そんな美脚シルエットを持つブランドから、人気モデル「J35」のSSシーズン新作をご紹介しましょう。
型番指定で購入されるヘビーユーザーも多い、〈インコテックス〉の大ヒットモデル「J35」。そこに組み合わされる生地は上質なウール素材を使ったハウンドトゥース(犬の牙)と呼ばれる伝統的な織模様。日本では「千鳥格子」とも呼ばれています。目の細かな格子柄は一見すると無地にも見え、1パターンで2つの印象を持つクラシックではおなじみの柄模様。J35と千鳥格子の組み合わせによって、また新しい価値観が生まれました。
今回ご用意するのはブルーベースの千鳥格子柄。ソリッドともチェックとも違う独特の表情は、どんなトップスを合わせても不思議とクラシック&トラッドな雰囲気に仕上がります。すでにベーシックなJ35をお持ちの方におススメしたい新鮮な雰囲気を持つ新作J35です。

1951年にヴェネツィアで創業。当初はユニフォームなどの製造も手がけていたが後にパンツの製造に特化。厳選された素材、高度な裁断縫製技術などが評判となり、某一流メーカーのパンツファクトリーでもある。現在は<モンテドーロ>などを含む「スローウエアグループ」の中核をなす存在としても注目されている。

映画のワンシーンを切り取ったかのようなノスタルジック・ジャケット
まるで古い名作映画の1シーンを切り取ったかのような、情緒あふれるクラシカル・ジャケットが到着いたしました。愛すべきヴィンテージクロージングを研鑽したうえで、素材や縫製技術、サイズバランスなどに絶妙なるモダンアレンジを加えたプロダクトに定評のある〈ウェイストトゥワイス〉ならではの逸品です。
今回ご紹介するのは、その名も“チャーチジャケット”。素材には、19世紀後半頃に労働者が教会へ着ていく服装によく見られた杢(もく)糸使いのストライプ生地を、〈ウェイストトゥワイス〉オリジナルで再現しています。素材以外にも、右腹部分に付く懐中時計用のポケットや、2枚仕立ての身頃、フロント合わせ部分のカーブなど、当時の趣あふれるディテールワークがそこかしこに。さらには非常にクラシカルな仕様である肩線が後ろに下がったデザイン(後ろから見ると、肩線が通常よりも鋭角なハの字になっている。元エルメスのデザイナー、フランシス・ロザスがクラシカルなジャケットを作る際に用いた仕様)を採用するなど、飽くことなくリアルさが追求されています。ちなみに当時の労働者はこのようなジャケットが汚れてきたら、その後ワークウエアとして再利用していたようです。そう言われてみると当ジャケットも、粋なワークウエアとしての解釈が可能なくらい、絶妙なカジュアルバランスを備えていますよね。
着丈やサイズバランスは程良くモダナイズドされています。同素材のベスト及びパンツも展開していますので、スリーピースのセットアップとして合わせればより本格派の着こなしが楽しめそうです。もちろん単品でもその魅力を存分に発揮してくれることでしょう。

ブランド名は直訳すると“再び消費する”。これには「真に新しいものなど何ひとつ残っていないが、手本となる既存の要素を自分達の中で『循環』させ、新しい形で『発信』する」という意味合いが込められている。そのデザイナーの理念に基づき、クラシックでベーシックなアイテムを現代的な素材や縫製技術、サイズバランスなどでアップデートした、つまりはヴィンテージとモダンを絶妙に融合したと呼ぶに相応しいウエアプロダクトを展開。また、ほとんどのアイテムにおいて、オリジナルファブリックが使用されているのも魅力のひとつ。さらにはビンテージウエアをとことん研究し尽くし作り出される本物志向のディテールには定評がある。
